どれがほんと? : 万太郎俳句の虚と実
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書誌事項
どれがほんと? : 万太郎俳句の虚と実
慶應義塾大学出版会, 2018.4
- タイトル別名
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どれがほんと : 万太郎俳句の虚と実
- タイトル読み
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ドレ ガ ホント? : マンタロウ ハイク ノ キョ ト ジツ
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注記
著者「高柳」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
久保田万太郎略年譜: p177-181
内容説明・目次
内容説明
虚と実のはざまにたゆたう普遍的な詩情を、卓越した言葉の芸で生み出し続けた久保田万太郎。だが、いままでは「下町の抒情俳人」と評して安んじて、他の近現代の俳句にはない万太郎俳句の「言葉の力/巧みな芸」を言葉で掬いあげることが叶わなかったのではないだろうか。だれもが感受するその特質と危うい魅力を、俳句の本質に迫りつつ、はじめて論じきった若手俳人の画期的評論。
目次
- 序論
- 第1章(季語の伝統にどう向き合うか;万太郎の中の「月並み」;非—イメージ;万太郎の取り合わせ ほか)
- 第2章(言葉の共振;緩急;言葉のコストパフォーマンス;万太郎の時間意識 ほか)
- 結論 万太郎俳句の未来
「BOOKデータベース」 より