政治的一体性と政党間競合 : 20世紀初頭チェコ政党政治の展開と変容

書誌事項

政治的一体性と政党間競合 : 20世紀初頭チェコ政党政治の展開と変容

中根一貴著

(大東文化大学国際比較政治研究所叢書, 第10巻)

吉田書店, 2018.3

タイトル別名

Political unity and party competition : development and transformation of Czech party politics in the early 20th century

タイトル読み

セイジテキ イッタイセイ ト セイトウカン キョウゴウ : 20セイキ ショトウ チェコ セイトウ セイジ ノ テンカイ ト ヘンヨウ

注記

大衆政党が主たる勢力になりつつあった20世紀初頭のチェコ政党政治において、政党間競合が現出していく過程を解明。政党間競合の現出が、その後の議会制民主主義の固定化に寄与する1つの要因であることを指摘する

参考文献: p221-238

内容説明・目次

目次

  • 第1章 チェコ政党政治における統一的な政治行動と政党間競合(チェコ政治における多極化と政党政治;議会制民主主義の成立と政党・政党間競合 ほか)
  • 第2章 19世紀後半から20世紀初頭までのチェコ諸領邦とチェコ人政党(近代チェコ諸領邦における社会・経済・政治;チェコ人政党 ほか)
  • 第3章 統一的な政治行動の変遷—20世紀初頭までのチェコ政治(老チェコ党による統一的な政治行動;指導政党の交代—青年チェコ党による統一的な政治行動の確立 ほか)
  • 第4章 20世紀初頭のチェコ政党政治における政党間競合の現出(ベック内閣期における統一的な政治行動と政党間競合の兆し;ビーネルト内閣期における統一的な政治行動の動揺と政党間競合 ほか)
  • 第5章 第一次世界大戦とチェコ政党政治の変容(積極派と急進派—開戦と新たな対立軸の生成;国民連合・「国民党」構想とその挫折 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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