中世東密教学形成論

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中世東密教学形成論

田戸大智著

法藏館, 2018.2

タイトル読み

チュウセイ トウミツ キョウガク ケイセイロン

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内容説明・目次

内容説明

従来とは異なった方法論と新出資料の読解から東密教学をめぐる諸問題に向き合い、隣接分野の成果も援用しながら、中世社会に大きな影響を与えた密教思想の内実を解明する。論文に加え、貴重資料の翻刻を資料編として付した労作。

目次

  • 第1部 教主論をめぐる問題(済暹の教主義—安然説の受容;五種法身説の検討)
  • 第2部 五相成身観の考察(五相成身観の日本的展開—安然と済暹を中心に;般若訳経典における五相成身観—安然説を中心に ほか)
  • 第3部 成仏論の形成(済暹の密教行位説;重誉における機根の問題)
  • 第4部 東密と禅(『菩提心論開見抄』の検討;東密における禅—『菩提心論開見抄』を中心に)
  • 第5部 東密と南都教学(『大乗義章』の修学について—論議関連資料を中心に;日本における『大乗義章』の受容と展開 ほか)
  • 資料編

「BOOKデータベース」 より

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