評伝島成郎 : ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ
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評伝島成郎 : ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ
筑摩書房, 2018.3
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島成郎 : 評伝 : ブントから沖縄へ心病む人びとのなかへ
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ヒョウデン シマ シゲオ : ブント カラ オキナワ エ ココロ ヤム ヒトビト ノ ナカ エ
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参考文献一覧: p344-351
Description and Table of Contents
Description
ブント書記長として六〇年保安で一敗地にまみれた島成郎が、次に向かったのは沖縄だった。一精神科医として政治を封印し、逆境の中で地域精神医療を一心に粘り強く担った島成郎。それはまさに“敵”の本丸に向かって攻め込む闘いの人生そのものだった。霧に閉ざされていた彼の後半生、もうひとつの闘いを、圧倒的な取材をもとに描く書下ろし評伝。
Table of Contents
- プロローグ 島成郎の沖縄入域、これを拒否する
- 第1部 沖縄へ向かうこころ(「医」の初心“歌のわかれ”;沖縄、ヴ・ナロード(心病む人びとのなかへ);玉木病院と「Open door policy」)
- 第2部 一九六〇年日米安保闘争とその後(喘息と戦争と敗戦の光景;ブント(共産主義者同盟)創設まで;六〇年安保闘争の始まりと終わり;漂流、復学、そして医師になる)
- 第3部 治療共同体へ(島成郎の治療論と「久米島でのひとつの試み」;北の風土と医師たちの治療共同体;沖縄再会—“やんばる”に全開放病院を)
- エピローグ 島成郎、沖縄に死す
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