「抑制と均衡」のアメリカ政治外交 : 歴史・構造・プロセス
著者
書誌事項
「抑制と均衡」のアメリカ政治外交 : 歴史・構造・プロセス
(Minerva人文・社会科学叢書, 226)
ミネルヴァ書房, 2018.3
- タイトル別名
-
抑制と均衡のアメリカ政治外交 : 歴史構造プロセス
- タイトル読み
-
「ヨクセイ ト キンコウ」ノ アメリカ セイジ ガイコウ : レキシ・コウゾウ・プロセス
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注記
主要参考文献: p431-534
内容説明・目次
内容説明
なぜアメリカ外交は、かくも国内政治要因に抑制されるのか。またなぜ、圧倒的なパワーを有するアメリカが同盟国から制約を受けるのか。そしてアメリカの帝国(と脱植民地化)に対する姿勢はなぜ、これほどまでにアンビヴァレントで、わかりづらいのか—。本書はこれらの問いから出発し、国内政治、同盟内政治、帝国の論理に抑制され制約を受けつつ、アメリカ外交がいかに形成され、遂行されていくのかを明らかにする。
目次
- “抑制と均衡”のアメリカ政治外交—問題の所在と分析枠組み
- 第1部 歴史(「民主主義のディレンマ」とアメリカ政治外交;アメリカ政治外交の歴史;同盟とアメリカ外交の伝統 ほか)
- 第2部 構造(アメリカ外交に見る「権力の共有」;アメリカ外交の政策決定過程—大統領と議会のせめぎ合い;現代アメリカの政党の変容—一九七〇年代以降を中心に ほか)
- 第3部 プロセス(英米の「特別な関係」の形成—一九三九〜四五年;英米の「特別な関係」の再構築とNATOの形成—一九四五〜五五年;「差別的デタント」の脅威—一九六九〜七一年 ほか)
- トランプ以後の世界?
「BOOKデータベース」 より