クロムウェルとピューリタン革命
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クロムウェルとピューリタン革命
(新・人と歴史拡大版, 22)
清水書院, 2018.4
- タイトル読み
-
クロムウェル ト ピューリタン カクメイ
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注記
「人と歴史」シリーズの『クロムウェル』(1972年刊)、「清水新書」の『クロムウェルとピューリタン革命』(1984年刊)を、表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの
クロムウェル年譜: p238-243
参考文献: p244
内容説明・目次
内容説明
一七世紀中ごろのヨーロッパは、全般的に危機の時代であった。この危機を代表するのが、ヨーロッパの片隅の島国イギリスで勃発したピューリタン革命である。チャールズ一世の専制支配に抗して、イギリスの国民は議会を中心にして立ちあがった。こうした激動の日々は、田舎紳士にすぎなかったオリヴァ・クロムウェルを、この革命の指導者に鍛えあげた。クロムウェルにひきいられ、「神の支配する国」の到来を信じて戦った「聖者の軍隊」が、イギリスに、また近代ヨーロッパに残したものは何であったろうか。本書は、クロムウェルの思想と行動を通してそれを解明する。
目次
- 1 地方から中央へ—革命前のクロムウェル(嵐を前に;専制支配のもとで)
- 2 聖者の進軍—議会軍とクロムウェル(騎兵隊長クロムウェル;ニュー‐モデル軍の誕生)
- 3 革命の頂点—平等派とクロムウェル(軍隊と政治;第二次内乱から国王処刑へ)
- 4 議会軍総司令官—共和政とクロムウェル(共和政の成立;アイルランドとスコットランドの征服;共和政のたそがれ)
- 5 ロード‐プロテクター—独裁者クロムウェル(指名議会の実験;剣の支配)
「BOOKデータベース」 より