韓国の民衆美術 (ミンジュン・アート) : 抵抗の美学と思想

書誌事項

韓国の民衆美術 (ミンジュン・アート) : 抵抗の美学と思想

古川美佳著

岩波書店, 2018.4

タイトル別名

韓国の民衆美術 : 抵抗の美学と思想

タイトル読み

カンコク ノ ミンジュン・アート : テイコウ ノ ビガク ト シソウ

大学図書館所蔵 件 / 134

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p259-262

年表: p263-274

内容説明・目次

内容説明

1980年代の韓国民主化運動を支えた「民衆美術(ミンジュン・アート)」。熾烈な抵抗の文化、社会変革へと転化させる芸術のダイナミズムはなぜ韓国で生まれたのか?その成立の背景、および現在にまで至る表現様式の変遷を体系的にたどる初の試み。民衆美術を産み出し支えてきた人びとの美意識と思想の根源にさかのぼりつつ、美術と政治的リアリズムの関係を照射する。民衆の、民衆による、民衆のための美術—。私たちの怒りと抵抗の表現手段を奪回するために。

目次

  • 第1章 韓国の民衆美術とは?
  • 第2章 民主化運動の本格化と民衆美術の拡大
  • 第3章 民衆美術の土壌から巣立った女性たちの美術、フェミニズム・アートへ向けて
  • 第4章 抵抗の表現、そのキーワード
  • 第5章 民主化政権以降の民衆美術
  • 第6章 東アジアのアーキタイプ—生命と霊性の新しい美学へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ