混血列島論 : ポスト民俗学の試み

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混血列島論 : ポスト民俗学の試み

金子遊著

フィルムアート社, 2018.3

Other Title

混血列島論

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コンケツ レットウロン : ポスト ミンゾクガク ノ ココロミ

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Description and Table of Contents

Description

サントリー学芸賞受賞の批評家が、文学、映像、フォークロア研究を交差させながら、太平洋の島嶼という視点で日本列島に宿る文化の混淆性を掘りおこす、新たな民俗学。

Table of Contents

  • 1 旧植民地をめぐる旅(対岸のアラベスク マイケル・タウシグと樺太先住民;首を狩るひと;接木の王国 アカ族から新嘗祭へ)
  • 2 マイノリティの人類学(悪魔祓い 映像でよみがえるアイヌの呪術;草葺き小屋のイザベラ・バード;砂川のインディアン 亀川文夫とデニス・バンクス)
  • 3 海人のフォークロア(オホーツク、漁る人びと 土本典昭論;交雑する池間島 伊良波盛男の詩;竹富島の神司 神秘体験の聞き書き)
  • 4 ヤポネシアに谺する女声(花綵列島の独唱曲 島尾ミホ;大神島の媼亡ければ;戦時の人類学 イヴェンスとベネディクト)

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