水俣へ : 受け継いで語る
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水俣へ : 受け継いで語る
岩波書店, 2018.4
- タイトル読み
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ミナマタ エ : ウケツイデ カタル
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内容説明・目次
内容説明
私たちは水俣病をいかなる言葉で語れるのか。終わらない問いを自らの課題として受け継ぎ、いまの生き方に照らし返すこと。消費と経済、農と環境、想像力と文学、幸福と悼み、命と科学、三・一一、いじめ、希望—水俣が触発するさまざまな現代的問いかけを、作家や学者たちの声に導かれながら自分の関心にむすびつけ、ともに未来を考える。歴史と私たちをつなぐ希望の応答。
目次
- 水俣—南北問題と環境問題の交わるところ(日高六郎)
- 近代日本—水俣病への道(鶴見俊輔)
- 水俣病と幸福の定義(池澤夏樹)
- コメと水俣病—戦後日本農政の影(井上ひさし)
- 軽視され続けた海の民—日本社会史から(網野善彦)
- 水俣病が求めること—二・五人称の想像力(柳田邦男)
- 三・一一と水俣病(高橋源一郎)
- 水俣から学び生きものを愛づる生命誌へ(中村桂子)
- 語らざるものたちの遺言—石牟礼道子と水俣病の叡智(若松英輔)
- 呪いたい社会でも命を祝福したいから(奥田愛基)
「BOOKデータベース」 より