水俣から : 寄り添って語る
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水俣から : 寄り添って語る
岩波書店, 2018.4
- タイトル読み
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ミナマタ カラ : ヨリソッテ カタル
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内容説明・目次
内容説明
人びとはいかにして水俣病の実相を明らかにしていったのか。近代化の果て、分断された地域社会の中で、むき出しにされた病苦と疎外に向きあい、寄り添い、抗いつづけた者たち。発病の記憶、医学的な解明、共同体と差別の歴史、企業や政府への闘い、魂の深い日常—当事者一人ひとりの声を通して、水俣のさまざまな姿が過去から浮かび上がる。苦闘の中から生まれた未来への証言。
目次
- まなざしだけでも患者さんに(石牟礼道子)
- 私たち一家を襲った恐ろしい公害病(浜元二徳)
- 亡き人びとの声を伝えたい(吉永理巳子)
- 水俣病は人類の宝(原田正純)
- 世界の公害、日本の水俣病(宇井純)
- 私の水俣映画遍歴三七年(土本典昭)
- 水俣病と地域社会(丸山定巳)
- 水俣病事件は解明されたのか(富樫貞夫)
- 「水俣病を告発する会」の日々(松岡洋之助)
- 水俣の分断と重層する共同体(色川大吉)
- 形見の声(石牟礼道子)
「BOOKデータベース」 より