本当はエロかった昔の日本
著者
書誌事項
本当はエロかった昔の日本
(新潮文庫, 10934,
新潮社, 2018.5
- タイトル読み
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ホントウ ワ エロカッタ ムカシ ノ ニホン
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注記
単行本は「本当はエロかった昔の日本 古典文学で知る性愛あふれる日本人」(2015年11月新潮社刊), 文庫化にあたりサブタイトルを割愛
本当はエロかった日本の年表: p261-281
主要参考文献一覧: p282-293
内容説明・目次
内容説明
兄と妹の近親姦から国作りが始まる『古事記』、義母を犯して子を産ませた光源氏が、結局、妻を寝取られるという「不倫の恋」満載の『源氏物語』、セックス相手によって人生が変わる「あげまん・さげまん」神話、男色カップル弥次喜多の駆け落ち旅『東海道中膝栗毛』など、古典文学の主要テーマ「下半身」に着目し、性愛あふれ情欲に満ちた日本人の本当の姿を明らかにする、目から鱗の一冊!
目次
- 日本の古典文学はエロいという常識—権力のエロ肯定から生まれた文化
- エロいほうがエラかった平安貴族—日本に「チン切り神話」がない理由
- 『源氏物語』がどんな時代にも生き延びた理由—花鳥風月に託された性
- 『万葉集』の「人妻」の謎—不倫が文化だった平安時代に消えた「人妻」
- 平安古典に見る「正しい正月の過ごし方」—「睦月」と「ヒメ始め」
- なぜ日本のお坊さんには妻子がいるのか—「日本化」して性にゆるくなった仏教
- あいまいな性の世界がもたらすエロス—日本の同性愛
- 「エロ爺」と「エロ婆」の誕生—貧乏女とエロ婆の関係
- あげまん・さげまんのルーツ—日本の「女性器依存」はなぜ生まれたか?
- ガラパゴス化した江戸の嫌なエロ—西鶴、近松、南北
- 河童と男色—なぜ昔の河童は可愛くないのか?
- 「外の目意識」が招いた「エロの危機」—「処女膜」の発見が招いたもの
「BOOKデータベース」 より