思い出を奪った男
著者
書誌事項
思い出を奪った男
(新潮文庫, あ-88-2,
新潮社, 2018.5
- タイトル別名
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新潮文庫nex
- タイトル読み
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オモイデ オ ウバッタ オトコ
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注記
その他のタイトルはブックジャケットによる
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
濁り人の死という予期せぬ事態に立ち会った浪崎碧は、心のバランスを崩していた。穢れを呑むのに必要な銅鏡もひび割れたまま、荒んだ生活を送る彼の前に現れたのは、一番信頼を置く従兄・涼。だが彼の振舞いにどこか違和感を抱いた桐島は、鏡を直すべく、碧を連れて鏡師の日名暁溪を訪ねることに。暁溪は碧に理由を告げぬまま、自分の穢れを呑めと要求し—。絶望と救済の第二幕。
「BOOKデータベース」 より