征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった「武家の棟梁」の実像

書誌事項

征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった「武家の棟梁」の実像

関口崇史編

(歴史新書y, 076)

洋泉社, 2018.4

タイトル別名

征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった武家の棟梁の実像

タイトル読み

セイイ タイショウグン ケンキュウ ノ サイゼンセン : ココマデ ワカッタ「ブケ ノ トウリョウ」ノ ジツゾウ

大学図書館所蔵 件 / 35

この図書・雑誌をさがす

注記

監修: 日本史史料研究会

主要参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

世の中の常識—源頼朝が征夷大将軍に任官されてから、幕末に徳川慶喜が大政奉還をするまでの七〇〇年近くの歴史は、武家政権の時代だった。鎌倉、室町、江戸幕府と、源氏に出自をもつ者が将軍となった。本書の核心—頼朝は、征夷大将軍職を望んでいなかった。鎌倉幕府は四代将軍以降、摂家や親王出身の将軍が続いた。では、いつから将軍は源氏で「武家の棟梁」ということが常識になったのか?歴史を書き換える12論稿を掲載。

目次

  • 第1部 鎌倉幕府と征夷大将軍(頼朝と征夷大将軍任官—そもそも、源頼朝は征夷大将軍を望んでいなかった?;鎌倉幕府と摂家将軍・親王将軍—知られざる源実朝後の「非源氏将軍」の系譜 ほか)
  • 第2部 室町幕府と征夷大将軍(鎌倉将軍と足利将軍—足利将軍家誕生は、「源氏の嫡流」の復活だったのか?;足利将軍家と古典籍—源氏将軍の存在根拠となった『源氏物語』『平家物語』 ほか)
  • 第3部 征夷大将軍と八幡信仰(「源氏の嫡流」と八幡信仰—源頼朝は、氏神の八幡神に何を求めたのか?;足利尊氏と八幡信仰—源頼朝の宗教的権威を継承した足利尊氏 ほか)
  • 第4部 征夷大将軍の近世的展開へ(新田源氏と徳川家康—徳川将軍家に振り回された「新田義貞の子孫」たち;頼山陽と尊王思想—江戸期の歴史書『日本外史』が語る征夷大将軍像)
  • 資料編

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ