征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった「武家の棟梁」の実像
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書誌事項
征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった「武家の棟梁」の実像
(歴史新書y, 076)
洋泉社, 2018.4
- タイトル別名
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征夷大将軍研究の最前線 : ここまでわかった武家の棟梁の実像
- タイトル読み
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セイイ タイショウグン ケンキュウ ノ サイゼンセン : ココマデ ワカッタ「ブケ ノ トウリョウ」ノ ジツゾウ
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注記
監修: 日本史史料研究会
主要参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
世の中の常識—源頼朝が征夷大将軍に任官されてから、幕末に徳川慶喜が大政奉還をするまでの七〇〇年近くの歴史は、武家政権の時代だった。鎌倉、室町、江戸幕府と、源氏に出自をもつ者が将軍となった。本書の核心—頼朝は、征夷大将軍職を望んでいなかった。鎌倉幕府は四代将軍以降、摂家や親王出身の将軍が続いた。では、いつから将軍は源氏で「武家の棟梁」ということが常識になったのか?歴史を書き換える12論稿を掲載。
目次
- 第1部 鎌倉幕府と征夷大将軍(頼朝と征夷大将軍任官—そもそも、源頼朝は征夷大将軍を望んでいなかった?;鎌倉幕府と摂家将軍・親王将軍—知られざる源実朝後の「非源氏将軍」の系譜 ほか)
- 第2部 室町幕府と征夷大将軍(鎌倉将軍と足利将軍—足利将軍家誕生は、「源氏の嫡流」の復活だったのか?;足利将軍家と古典籍—源氏将軍の存在根拠となった『源氏物語』『平家物語』 ほか)
- 第3部 征夷大将軍と八幡信仰(「源氏の嫡流」と八幡信仰—源頼朝は、氏神の八幡神に何を求めたのか?;足利尊氏と八幡信仰—源頼朝の宗教的権威を継承した足利尊氏 ほか)
- 第4部 征夷大将軍の近世的展開へ(新田源氏と徳川家康—徳川将軍家に振り回された「新田義貞の子孫」たち;頼山陽と尊王思想—江戸期の歴史書『日本外史』が語る征夷大将軍像)
- 資料編
「BOOKデータベース」 より