牛と土 : 福島、3.11その後。
著者
書誌事項
牛と土 : 福島、3.11その後。
(集英社文庫, [し65-1])
集英社, 2018.2
- タイトル別名
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牛と土 : 福島3.11その後
- タイトル読み
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ウシ ト ツチ : フクシマ、3.11 ソノゴ。
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注記
参考資料: p305-306
集英社2015年3月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
東日本大震災、福島第一原発事故で被曝地となった福島。警戒区域内の家畜を殺処分するよう政府は指示を出した。しかし、自らの賠償金や慰謝料をつぎ込んでまで、被曝した牛たちの「生きる意味」を見出し、抗い続けた牛飼いたちがいた。牛たちの営みはやがて大地を癒していく—。そう信じた彼らの闘いに光を当てる、忘れてはならない真実の記録。第37回講談社ノンフィクション賞、第58回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)受賞作。
目次
- 序章 安楽死という名の殺処分
- 第1章 警戒区域の牛たち—餓死でも安楽死でもなく
- 第2章 飯舘村の牛たち—人も牛も姿を消した
- 第3章 飛散した放射性物質—土と動物の被曝
- 第4章 放れ牛と牛飼いの挑戦—牧柵の内と外…牛の生と死
- 第5章 ふるさとを遠く離れて—牛の時間と人間の時間
- 第6章 牛が生きつづける意味—牛飼いを支援する研究者
- 第7章 被曝の大地に生きる—家畜と野生の狭間で
- 第8章 帰還困難域の牛たち—牛が守るふるさと
- 第9章 検問を越えて牛の国へ—牛が教えてくれたこと
- 終章 牛と大地の時間
「BOOKデータベース」 より