サルゴフリー店は誰のものか : イランの商慣行と法の近代化
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書誌事項
サルゴフリー店は誰のものか : イランの商慣行と法の近代化
平凡社, 2018.4
- タイトル別名
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サルゴフリー : 店は誰のものか : イランの商慣行と法の近代化
- タイトル読み
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サルゴフリー ミセ ワ ダレ ノ モノ カ : イラン ノ ショウカンコウ ト ホウ ノ キンダイカ
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注記
参考文献: p256-266
内容説明・目次
内容説明
店子(店舗賃借人)同士だけで行っていたこの権利の売買に、ある「近代法」が介入し、地主(店舗所有者)までもが巻き込まれてしまう。店子と地主はダメージを最小限に抑えるために、旧来の金銭授受方法を変更し、新たな「非国家的秩序」を作り出す。サルゴフリーと呼ばれる権利の売買にまつわるイランの商慣行が、二十世紀初頭から現在までのおよそ百年の間に、それをめぐる法律とともにどのような歴史的変遷を辿ったかを論じる—イスラーム法と近代法との軋轢を、そして法と経済の実際とのくんずほぐれつをみごとに描き出す、画期的なモノグラフ。
目次
- 序章 生きている法、そして制度
- 第1章 サルゴフリー方式賃貸契約とはなにか
- 第2章 歴史のなかのサルゴフリー
- 第3章 サルゴフリーをめぐる法
- 第4章 制度の変容
- 第5章 イラン革命とサルゴフリー
- 第6章 今日の地主の選択
- 終章 法と経済の相克
「BOOKデータベース」 より