もののふ戦記 : 小者・半助の戦い
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もののふ戦記 : 小者・半助の戦い
(ハルキ文庫, は5-15 . 時代小説文庫||ジダイ ショウセツ ブンコ)
角川春樹事務所, 2017.9
- タイトル読み
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モノノフ センキ : コモノ ハンスケ ノ タタカイ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
天文十九年(一五五〇)、武田晴信(後の信玄)が北信濃の村上義清の戸石城に侵攻。しかし、攻めきれずに退却することに。徒士兵の雨宮左兵衛と、その小者の半助は殿の一員として戦うが、味方は総崩れとなる。北信濃の地に取り残された二人は落ち武者狩りの追手を振り切り、ひたすら味方の地を目指して山野を駆けずり回る。傷を負った佐兵衛を背負い、「何としても奥様の元に旦那様を連れて帰るだ」、その思いだけを支えに奮闘する半助。全知全能を懸けて逃げる、もののふの物語。壮絶な負け戦さ「砥石(戸石)崩れ」からの逃亡を小者の視点で描く。
「BOOKデータベース」 より