ポピュリズムと司法の役割 : 裁判員制度にみる司法の変質

書誌事項

ポピュリズムと司法の役割 : 裁判員制度にみる司法の変質

斎藤文男著

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2018.5

タイトル読み

ポピュリズム ト シホウ ノ ヤクワリ : サイバンイン セイド ニ ミル シホウ ノ ヘンシツ

内容説明・目次

内容説明

法の支配を堅持し、権力の抑制と均衡を図る“人権の砦”である司法が、いま、おかしい。裁判員制度が示す、グローバル化における国家の変容、政府の役割の変化、そして司法のポピュリズム化—ポピュリズムが蔓延する世界を司法は抑止できるのか。

目次

  • 第1講 民主政治における司法の役割—権力の抑制と均衡
  • 第2講 民主主義と自由主義—多数の支配か、法の支配か
  • 第3講 ポピュリズム化する政治—司法は大丈夫か
  • 第4講 司法の民営化—福祉国家から治安国家へ
  • 第5講 司法の治安機構化—警察と司法の連動
  • 第6講 裁判員の義務と思想・良心の自由—死刑は正当化できるか
  • 第7講 プロフェッショナルとしての裁判官—改革すべきは司法官僚制
  • 第8講 破綻する裁判員制度—廃止するしかない
  • 第9講 ポピュリズムはファシズムか—司法と民主主義の危機

「BOOKデータベース」 より

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