書誌事項

境界線上の法/主体 : 屈託のある正義へ

江口厚仁, 林田幸広, 吉岡剛彦編

ナカニシヤ出版, 2018.4

タイトル別名

境界線上の法主体 : 屈託のある正義へ

タイトル読み

キョウカイセンジョウ ノ ホウ/シュタイ : クッタク ノ アル セイギ エ

注記

読書案内: p281-287

文献あり

内容説明・目次

内容説明

絶えず境界線を引きながら生きていかざるを得ない我々に、屈託なく正義を語る資格はあるのだろうか?

目次

  • 主体の行方、ワタシの在処—アイロニカルな主体に向けて
  • 第1部 専門家を疑う(検察審査員に対する評価の構造—司法参加における主体の捉え方;「規範的主体」から「リスク管理主体」への転回—倫理的弁護士像をめぐって;紛争当事者が真実を語るとはどのようなことか)
  • 第2部 貶められる人びとのほうへ(「ヘイト・スピーチ」で問われないもの—見える主体と見えない主体;「先生ってゲイなんですか?」にどう答えるか—少数者であることを否定するという差別を考える;身体性なき主体の自己・契約・倫理—決断主義の脱構築をめざして)
  • 第3部 踏みとどまるために(場所の権利をめぐる断章—場所への定位と場所からの解放とのはざまで;若者をめぐる自己責任言説に抗して;「働くこと」の「自明性」はどこまで自明か—ベーシック・インカム構想を「触媒」にして考える;抵抗の身ぶりと流儀—オキナワ・フクシマ・ミナマタとともに生きる)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB26081100
  • ISBN
    • 9784779512377
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiv, 299p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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