梟の月
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書誌事項
梟の月
KADOKAWA, 2018.4
- タイトル読み
-
フクロウ ノ ツキ
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注記
雑誌「怪」44-49号に連載された作品を単行本化にあたり加筆訂正したもの
内容説明・目次
内容説明
過去の記憶を喪い、妖怪たちの住む世界で目覚めた人間の姿の私は、いつしか彼らと暮らすことになった。妖怪たちに乞われ、文字を教える「先生」となったが、彼らに教える日々は、時に退屈で、時に充実していた。だが、私が一体何者で、なぜこの世界に来たのか、誰も知るものはいなかった。いつも私の傍から離れないアオバズクは、なにか知っているのだろうか。ある日、烏帽子を被った一つ目の妖怪が私の前に現れ、二つ目の月に触れれば、元の世界に戻れるというのだが…。衝撃のラストが誘う切ない涙。注目の気鋭による長篇小説。
「BOOKデータベース」 より