河川漁撈の環境民俗学 : 淀川のフィールドから

書誌事項

河川漁撈の環境民俗学 : 淀川のフィールドから

伊藤廣之著

和泉書院, 2018.5

タイトル読み

カセン ギョロウ ノ カンキョウ ミンゾクガク : ヨドガワ ノ フィールド カラ

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注記

2016年9月に佛教大学大学院文学研究科に提出した論文「淀川における河川漁撈の環境民俗学的研究」に加筆・修正を加えたもの(あとがきより)

参考文献・引用文献: p230-240

淀川関係年表: p[241]

内容説明・目次

内容説明

淀川に生きた昭和の“川漁師”の営み。前半では、淀川でのフィールドワークにもとづき、大正時代に生まれた三人の川漁師の河川漁撈のようすや、水質汚濁による環境変化のなかでの川漁師の生き方を描き出し、後半では環境民俗学の視点から「自然と人間の関係」や「人間と人間の関係」を分析し、淀川の漁師の自然観や世界観に迫る。

目次

  • 第1部 課題と方法(河川漁撈研究の課題;環境民俗学の視点と研究方法)
  • 第2部 淀川における河川漁撈の展開(淀川の環境と河川漁業の歴史的展開;淀川淡水域における川漁師の河川漁撈;淀川淡水域と汽水域における川漁師の河川漁撈;淀川河口域における河川漁撈と川漁師)
  • 第3部 淀川における漁撈技術と川漁師の世界観(河川漁撈と遊水池漁撈;漁場利用をめぐる慣習と漁場観;川漁師からみた淀川と自然観)

「BOOKデータベース」 より

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