世界を変えた14の密約
著者
書誌事項
世界を変えた14の密約
文藝春秋, 2018.5
- タイトル別名
-
Done : the secret deals that are changing our world
世界を変えた14の密約
- タイトル読み
-
セカイ オ カエタ 14 ノ ミツヤク
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注記
ソースノート: p460-480
内容説明・目次
内容説明
もし、私たちの世界の見方が間違っていたら?私たちの日常生活を根底から変えたのが政治家や国際的な事件ではなく役員室やゴルフコースやバーで秘密裏に交わされた企業による密約(取引)だったら?気鋭のジャーナリストによる恐ろしくもスリリングな一冊!
目次
- 現金の消滅—それは1998年、スタンフォード大学の講堂で、のちのペイパル創業者となるふたりが出会ったことから始まった。彼らが目指した戦慄すべき世界とは?
- 小麦の空売りとアラブの春—アラブの春は、小麦価格の高騰が引き起こした。チュニジア青年を焼身自殺に追い込んだのは、生活苦だった。投機家たちが世界を混乱に陥れる。
- 租税回避のカラクリ—租税回避はどのように合法化されたのか。発端は1969年、重税に首を絞められたビートルズのジョン・レノンに、ふたりの男が魅力的な提案を持ちかける。
- 貧富の格差で大儲けする—2006年、ハドソン川を見下ろす49階会議室でシティグループの凄腕バンカーが貧富の二極化を予言。顧客たちは驚き喜ぶ。カネ儲けのチャンス到来だ、と。
- 肥満とダイエットは自己責任か—1945年NY、生命保険会社の統計家が昼休みに閃いた。肥満の基準を変えれば、一夜にして保険料を高くできる。結果、アメリカ人の半分が“太り過ぎ”となった。
- 国民全員を薬漬けにする—国民全員を“患者”にして儲けたい製薬業界。1980年、ファイザーの雇われ弁護士事務所がある法案を提出。政府が国民を製薬業界に売り渡した瞬間だった。
- 働き方が改革されない理由—われわれが働き過ぎになったのはいつからか?1878年、工場の労働管理職が上司へある提言をする。のちにドラッカーも賞賛したこの概念、それが“効率”だ。
- 終わりなき“買い替え(=アップグレード)”—1935年、世界の電球メーカー5社がカルテルを結ぶ。電球の寿命を6か月に縮めるべし、と。今や“アップグレード”の対象は車やiPhoneのみならず人間にも及ぶ。
- 権力を持つのは誰か—1971年、米の弁護士が革張り机で書いた未来メモ。これからは企業が政治を主導する。この思想は、サッチャー、レーガン時代に新自由主義として現実化した。
- 企業が政府を支配する—1958年、ISDS(=国家と投資家の間の紛争解決手続)が設立。政府を秘密裡に訴えることが可能に。グローバル企業による国境を越えた支配の始まりだ。〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より