尾崎豊の歌詞論 : 盗んだバイクと壊れたガラス
著者
書誌事項
尾崎豊の歌詞論 : 盗んだバイクと壊れたガラス
アルファベータブックス, 2018.6
- タイトル読み
-
オザキ ユタカ ノ カシロン : ヌスンダ バイク ト コワレタ ガラス
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
引用文献: p340-347
内容説明・目次
内容説明
「最初に言葉があった」と尾崎は言う。「言葉を歌ったのが音楽になっていた」のだと。尾崎豊は、曲先行の時代にあって、珍しく歌詞を評価された書き手であった。今でも彼は、歌詞の中で生き続けている。尾崎豊を知る一番の近道は、歌詞として告白された言葉をよく読むことである。本書では、ひとつひとつの歌詞を、そこに置かれた言葉の謎を解くように、ていねいに読み抜いた。「15の夜」「卒業」「I LOVE YOU」「十七歳の地図」「永遠の胸」「僕が僕であるために」…新たな読みの可能性を切り拓く。
目次
- 序章 尾崎豊の歌詞に向きあう
- 第1部 精読のアクロバット(無力さの冒険「15の夜」—なぜ盗んだバイクが必要なのか?;あがいた日々の終わり「卒業」—それは退屈しのぎの反抗だったのか?)
- 第2部 いろんな場所で、いろんな仕方で(ふたつの愛のかたち「I LOVE YOU」と「OH MY LITTLE GIRL」—これは愛なのか?;過渡期のエネルギー「十七歳の地図」—半分大人には世の中がどう見えるか?;パターンで読む「永遠の胸」—彷徨のすえに見つけた答えは何か?;ため息が歌に変わるまで「僕が僕であるために」—勝つために何をするのか?)
- 第3部 尾崎豊という事件(尾崎論のためのノート)(尾崎家・少年時代・活動前期—父の謎と「延期と復活」;活動後期・死・その余波—病跡学とファン分析)
「BOOKデータベース」 より