帰れぬ人びと
著者
書誌事項
帰れぬ人びと
(講談社文芸文庫, [さS1])
講談社, 2018.6
- タイトル読み
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カエレヌ ヒトビト
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
底本: 文春文庫1992年10月刊
年譜: p240-244
著書目録: p245-252
著者肖像あり
収録内容
- 川べりの道
- かもめ家ものがたり
- 朽ちる町
- 帰れぬ人びと
内容説明・目次
内容説明
父が女性と暮らす家へ続く川べりの道を、ひとり歩く少年。かつての仄暗い賑わいの記憶を底深く秘めて佇む町—帰るべき場所を持たない喪失感と哀しみを抱きながら、それでも前を向いて生きようとする人びとに、年齢に似合わぬ静謐なまなざしを著者は注ぎ続けた。大人になる直前の老成。どうしようもない人生への諦観。あまりにも早熟な十八歳の才能を示す、最初期作品集。
「BOOKデータベース」 より