前ラファエッロ主義 : 過去による19世紀絵画の革新

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前ラファエッロ主義 : 過去による19世紀絵画の革新

喜多崎親編

三元社, 2018.5

タイトル読み

ゼン ラファエッロ シュギ : カコ ニヨル 19セイキ カイガ ノ カクシン

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注記

図版一覧: 巻末p6-13

収録内容

  • 「前ラファエッロ」という理想 / 喜多崎親 [著]
  • ナザレ派におけるラファエッロとデューラー : プフォルからコルネリウスへ / 佐藤直樹 [著]
  • 思い描かれた中世 : ナザレ派の芸術観 / 尾関幸 [著]
  • 聖化する未熟 : 一九世紀フランスにおけるフラ・アンジェリコ受容 / 喜多崎親 [著]
  • ラファエル前派兄弟団におけるプリミティヴィズム : マテリアリティのリアリズム / 山口惠里子 [著]
  • 「ラファエル前派」の三段階 : イギリスにおけるイタリア初期ルネサンス美術の受容 / 堀川麗子 [著]
  • アントニオ・ビアンキーニ「諸芸術における純粋主義について」 : 翻訳と解題 / 松原知生 [著]
  • 純粋主義の変貌 : アレッサンドロ・フランキとアンティノーリ家礼拝堂 / 甲斐教行 [著]

内容説明・目次

内容説明

ドイツのナザレ派、フランスの前ラファエッロ主義、イタリアの純粋主義、イギリスのラファエル前派—１９世紀前半、絵画の規範だったラファエッロの系譜に反発する画家たちのグループが西欧各国で産声をあげた。ラファエッロ以前に回帰することによって革新を目指した彼らの動向を、相互関係と各国状況の中で捉え、過去様式の採用という、ともすれば非創造的と見なされる潮流が持つ歴史的意義を明らかにする。

目次

  • 序章　「前ラファエッロ」という理想
  • 第１章　ナザレ派におけるラファエッロとデューラー—プフォルからコルネリウスへ
  • 第２章　思い描かれた中世—ナザレ派の芸術観
  • 第３章　聖化する未熟—一九世紀フランスにおけるフラ・アンジェリコ受容
  • 第４章　ラファエル前派兄弟団におけるプリミティヴィズム—マテリアリティのリアリズム
  • 第５章　「ラファエル前派」の三段階—イギリスにおけるイタリア初期ルネサンス美術の受容
  • 第６章　アントニオ・ビアンキーニ「諸芸術における純粋主義について」—翻訳と解題
  • 第７章　純粋主義の変貌—アレッサンドロ・フランキとアンティノーリ家礼拝堂

「BOOKデータベース」 より

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