東京下町の開発と景観

書誌事項

東京下町の開発と景観

谷口榮著

雄山閣, 2018.5-2018.12

  • 古代編
  • 中世編

タイトル読み

トウキョウ シタマチ ノ カイハツ ト ケイカン

注記

古代編・中世編: 学位請求論文「東京低地の古代・中世の開発と景観 : 主に東京低地東部(葛西)を中心に」(駒澤大学 , 2015年) に基づき加除筆・補訂を加えたもの

参考文献: 章末

内容説明・目次
巻冊次

古代編 ISBN 9784639025863

内容説明

家康入部以前の江戸を探る。河川が集中する東京低地で営まれた地域の重層的な歴史を、環境変化と人間活動の両面から解き明かす。

目次

  • 序章 東京低地と人間活動の諸相
  • 第1章 東京低地の形成と環境変遷(東京低地の形成;東京低地の景観と環境的特徴)
  • 第2章 東京低地への考古学的関心(近世の文献に記された地中の歴史;『武蔵野』と関東大震災 ほか)
  • 第3章 低地の開発と古墳の造営(東京低地への進出;集落の展開と水辺の生活 ほか)
  • 第4章 大嶋郷戸籍と集落(大嶋郷戸籍の研究;大嶋郷推定地内の遺跡 ほか)
巻冊次

中世編 ISBN 9784639025993

内容説明

考古学の成果から東京低地の中世の終焉と近世の始まりを描く。水陸交通の要衝の地、葛西。戦国の攻防や家康入部の様相から、どのように歴史的景観が育まれてきたのかを考察する。

目次

  • 第5章 葛西郡の開発と葛西御厨(葛西郡と葛西氏;葛西氏の所領支配;葛西御厨と郷村;水環境と生活)
  • 第6章 戦国の地域社会と葛西城(葛西城の発掘調査;葛西城をめぐる攻防;葛西城の縄張りと構造;葛西公方足利義氏と葛西城;御座所葛西城の格式と天文事件;小田原北条氏の葛西支配)
  • 第7章 中世の終焉と近世の始まり(近世葛西と青戸御殿;中世から近世的風景へ)
  • 終章 新たな東京低地の歴史像を求めて

「BOOKデータベース」 より

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