価値と生産価格 : 社会的物象化論を視軸にして読み解く
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価値と生産価格 : 社会的物象化論を視軸にして読み解く
御茶の水書房, 2018.6
- タイトル読み
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カチ ト セイサン カカク : シャカイテキ ブッショウカロン オ シジク ニ シテ ヨミトク
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注記
参考文献: p253-260
内容説明・目次
内容説明
マルクスの「労働価値説」ないしは「価値法則」が、資本制商品生産様式社会において、論理的にも現実的にも通用・妥当するものなのかどうかを、『資本論』に軸足を置いて哲学的な方法論的視座から検討・吟味しなおす。
目次
- 序章 「マルクス価値論」批判の端初とそのプロブレマティック(問題のありかとなりたち)—第一巻「価値論」と第三巻「生産価格論」との齟齬・矛盾をめぐる問題を軸にして
- 第1章 価値と価格—価値の価格への転化の必然性の論理
- 第2章 抽象的人間労働と具体的有用労働—具体的有用労働(私的労働)の抽象的人間労働(社会的労働)への二重の還元の論理
- 第3章 社会的物象化とその逆倒化の論理—弁証法的物象化論の構図
- 終章 資本制商品における価値の価格形態:生産価格—資本主義社会における価値法則の貫徹様式
- 補遺 本書の残された課題—資本制商品世界における物神性の認識論的・存在論的な剔抉
「BOOKデータベース」 より