書誌事項

権力と新聞の大問題

望月衣塑子, マーティン・ファクラー著

(集英社新書, 0937A)

集英社, 2018.6

タイトル読み

ケンリョク ト シンブン ノ ダイモンダイ

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内容説明・目次

内容説明

官房長官会見で記者として当然の質問を重ねることで、なぜか日本の既存メディアから異端視される東京新聞の望月記者。そんな「不思議の国・日本」のメディア状況を、彼女とニューヨーク・タイムズ前東京支局長マーティン・ファクラー記者がタブーなしで語りあう。政権とメディア上層部の度重なる会食や報道自粛の忖度など、問題は山積している。はたしてメディアや記者クラブが守るのは言論の自由か、それとも取材対象の利益か。権力を監視・チェックするジャーナリズム本来の役割と部族化する言論空間の問題点、新メディアの可能性などの展望を示す警世の一冊。

目次

  • 第1章 権力に翻弄される報道メディア
  • 第2章 メディアを自縛する「記者クラブ」
  • 第3章 劇場化する記者会見
  • 第4章 “闘う本性”を持つアメリカのメディア
  • 第5章 アメリカのシナリオで強権化する安倍政権
  • 第6章 政権のメディア・コントロールの実体
  • 第7章 政権批判がメディアを活性化する
  • 第8章 ネット時代における報道メディアの可能性
  • 第9章 権力から監視される記者たち

「BOOKデータベース」 より

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