ルイ14世 : フランス絶対王政の虚実

書誌事項

ルイ14世 : フランス絶対王政の虚実

千葉治男著

(新・人と歴史拡大版, 26)

清水書院, 2018.5

タイトル読み

ルイ 14セイ : フランス ゼッタイ オウセイ ノ キョジツ

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注記

「人と歴史」シリーズの『ルイ14世』(1971年刊)、「清水新書」の『ルイ14世 : フランス絶対王政の虚実』(1984年刊)を、表記や仮名遣い等一部を改めて復刊したもの

ルイ一四世年譜: p206-210

参考文献: p211

内容説明・目次

内容説明

ルイ一四世は、太陽王の名で知られる代表的な絶対君主といわれる。そしてこの時代は、フランスがヨーロッパの中心として栄えた「ルイ一四世の大世紀」といわれる。ところが、これとまったく反対に、この一七世紀は「悲惨と危機の世紀」ともいわれている。繁栄と悲惨、安定と危機、どうして相反する評価がおこなわれているのであろうか。それは、絶対王政の「建前」と実態とに大きなへだたりがあるからである。本書は漠然とした幻想を拒否し、時代の虚像と実像を描き出すことによって歴史の真実を提供する。

目次

  • 序 この時代をどうとらえるか
  • 1 動乱と危機の時代—少年王ルイ一四世(リシュリューと三十年戦争;マザランとフロンドの乱)
  • 2 太陽王の親政—「朕は国家なり」(親政のしくみ;コルベールとその政策)
  • 3 ヴェルサイユ宮殿の栄華—宮廷と古典主義(ルイ一四世とヴェルサイユ;古典主義の文学と芸術 ほか)
  • 4 落日のルイ一四世—王と戦争と民衆(フランスとヨーロッパ;ルイ一四世の戦争 ほか)
  • むすび—ルイ一四世の死

「BOOKデータベース」 より

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