最蓮房と阿仏房 : 虚飾を剥ぎ真実に迫る
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最蓮房と阿仏房 : 虚飾を剥ぎ真実に迫る
報恩社 , 平安出版 (発売), 2017.11
- タイトル読み
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サイレンボウ ト アブツボウ : キョショク オ ハギ シンジツ ニ セマル
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注記
記述は初版第2刷(2018.3刊)による
引用・参照文献一覧: p426-429
内容説明・目次
内容説明
竜の口の奇瑞は天変地夭ではない。出現した「月天子」は「人」。最蓮房は日興上人の佐渡期の異名。佐渡流罪中、最蓮房は佐渡と駿河を往還していた。「諸法実相抄」の「錯簡」とされてきた箇所は、真実の対告衆を示す。阿仏房の享年は四十歳前後。順徳上皇供奉の侍とする説はまったくの虚妄。阿仏房は佐渡土着の「いびす」。
目次
- 第1章 勧持品二十行の偈の身読(竜の口の法難と「光物」;右往左往する鎌倉幕府)
- 第2章 最蓮房の虚像と実像(歳月とともに醸成された最蓮房の虚像;誤った伝承に基づき「諸法実相抄」の一部を削除;最蓮房こと日興上人の佐渡期の戦い ほか)
- 第3章 阿仏房の虚像と実像(阿仏房の真の姿;作られてきた阿仏房伝;「阿仏房御書」の御執筆年について ほか)
「BOOKデータベース」 より