クローゼットの認識論 : セクシュアリティの20世紀
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書誌事項
クローゼットの認識論 : セクシュアリティの20世紀
青土社, 2018.6
- : 新装版
- タイトル別名
-
Epistemology of the closet
- タイトル読み
-
クローゼット ノ ニンシキロン : セクシュアリティ ノ 20セイキ
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注記
索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
同性愛を異質化し、周縁へと追いやる異性愛主義は、19世紀末に始まったものにすぎない。メルヴィル、ニーチェ、プルーストなどを読み解きながら、その中にホモ/ヘテロセクシュアルの分断を不可能にする揺れを発見し、セクシュアリティの混沌を見つめる。その後の文学研究に圧倒的な影響を与えた、フェミニズム/クィア理論の最重要書。
目次
- 序論 公理風に
- 第1章 クローゼットの認識論
- 第2章 二項対立論(一)『ビリー・バット』—ホモセクシュアルのいなくなった後で
- 第3章 二項対立論(二)ワイルド、ニーチェ、男の身体をめぐるセンチメンタルな関係
- 第4章 クローゼットの野獣 ヘンリー・ジェイムズとホモセクシュアル・パニックの書
- 第5章 プルーストとクローゼットの見せ物
「BOOKデータベース」 より