ユーカラ邂逅 : アイヌ文学と歌人小中英之の世界

書誌事項

ユーカラ邂逅 : アイヌ文学と歌人小中英之の世界

天草季紅著

新評論, 2018.7

タイトル読み

ユーカラ カイコウ : アイヌ ブンガク ト カジン コナカ ヒデユキ ノ セカイ

注記

小中英之の短歌をアイヌとのかかわりの観点から読み直し、作品の新たな魅力と意味とを開示する。アイヌの歌人・小説家・詩人についての文章、小中英之の短歌に取材した関東・甲信・東北・北海道の地名をめぐる紀行文も収める。

本書関係年表: p342-362

文献あり

内容説明・目次

内容説明

アイヌの大地アイヌモシリ、歌が呼ぶもの。混淆する言葉、越境と共生の記憶、忘却からの覚醒…近代短歌とアイヌ世界の往還が奏でる語りのコスモス。

目次

  • 1(天空の風に吹かれて・追想;沙流川のほとりで;「わが北のための断片」考;小中英之歌集『わがからんどりえ』の生成)
  • 2(バチラー八重子頌『若き同族に』小論;違星北斗の短歌;「ある老婆たちの幻想」鳩沢佐美夫の遺稿をめぐって;途絶の足音 佐々木昌雄ノート)
  • 3(小中英之短歌紀行)

「BOOKデータベース」 より

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