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貧国強兵 : 「特攻」への道

森本忠夫著

(光人社NF文庫)

光人社, 2002.6

タイトル読み

ヒンコク キョウヘイ

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内容説明・目次

内容説明

『国を富まし、兵を強くする』の国家的スローガンの下、強兵を追求すれば国力が軍事力の犠牲となり、国力停滞は強兵の実現を不可能とし、日本は崩壊の道へ悲劇のプロセスを辿る—アメリカとの物的戦力差を明らかにすると共に、その非力を補填する精神主義に基づく人的戦力形成の恐るべき実態を捉えた話題作。

目次

  • 第1章 貧国の選択(覇道を求めた日本;宿命の再生産構造 ほか)
  • 第2章 粘土の足(航空戦力の実態;建艦能力の脆弱性海軍艦艇戦力の実態 ほか)
  • 第3章 石油と船と(「枯渇する石油」の恐怖;商船隊の壊滅)
  • 第4章 強兵の形成(諸権力統合の機関としての天皇制;「寡を以て衆を制す」の策 ほか)
  • 第5章 虚構の崩壊(日本軍の壊乱;ドグマ的構造の崩壊)

「BOOKデータベース」 より

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