虫おくり
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書誌事項
虫おくり
(電撃文庫, 2606 . ノロワレ ; 3)
アスキー・メディアワークス , KADOKAWA(発売), 2013.9
- タイトル読み
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ムシオクリ
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注記
著作目録あり
内容説明・目次
内容説明
—死ね。死ね。天井から聞こえる微かな物音。少年の意識には、その音が狂おしく囁いているように思えた。そして…。社で始まる「虫おくり」祭りの準備中、街では蜂の被害が広がっていた。その被害は特に、七谷地区よりも深い山奥にある棄谷という集落で酷くなっている。棄谷には信乃歩の読書クラブの友人と自殺したという少年が住んでいた。少年の家族は引っ越してきて以降ずっと、この集落に馴染めなかったらしい。そして少年を虐めていた人間がまた一人、蜂の犠牲になっていく。果たして呪いと虫おくりの関係とは—。甲田学人が放つ呪いの物語、第3幕!
「BOOKデータベース」 より