中動態・地平・竈 : ハイデガーの存在の思索をめぐる精神史的現象学
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書誌事項
中動態・地平・竈 : ハイデガーの存在の思索をめぐる精神史的現象学
法政大学出版局, 2018.7
- タイトル別名
-
Medium, Horizont, Herd : eine geistesgeschichtliche Phänomenologie um das Seinsdenken bei Heidegger
中動態地平竈 : ハイデガーの存在の思索をめぐる精神史的現象学
- タイトル読み
-
チュウドウタイ チヘイ カマド : ハイデガー ノ ソンザイ ノ シサク オ メグル セイシンシテキ ゲンショウガク
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注記
学位論文「中動態と竈 : M・ハイデガーにおける存在をめぐる現象学的及び精神史的研究」 (立命館大学, 2017年) をもとに、加筆修正をくわえたもの
文献一覧: 巻末p1-30
内容説明・目次
内容説明
人間中心主義を超え、存在という出来事そのものの思索に向かった後期ハイデガー。その途上に現れながらも従来主題的に取り上げられてこなかった“中動態”の概念と、家/ポリス/宇宙の中心としての“竃”の形象に注目し、エルアイクニスの再帰的運動を解明する。テクストの内在的研究であると同時に、古代ギリシア以来の精神史的・神話学的伝統のなかに現代哲学を位置づけなおす気鋭の研究。
目次
- 序論
- 第1部 初期および形而上学期の思想における中動媒体性と時間の地平(『存在と時間』における現象とロゴスの中動媒体性;関心の中動媒体性;人間中心主義と地平の問題)
- 第2部 中期・後期思想における存在の中動媒体性と竃(人間の脱中心化と存在の中動媒体性;竃の精神史—ニーチェを手がかりとして;ハイデガーにおける竃の概観;『アンティゴネー』における竃めぐる彷徨—あるいは人間の離心性について;ヘルダーリンと竃;ヘルダーリン解釈における根源と竃の場所;イプノスの傍らで—ヘラクレイトスの竃の意味)
- 結論
「BOOKデータベース」 より