立ち上がる夜 : 「フランス左翼」探検記

書誌事項

立ち上がる夜 : 「フランス左翼」探検記

村上良太著

社会評論社, 2018.7

タイトル別名

Nuit debout : mon exploration de la gauche française

立ち上がる夜 : フランス左翼探検記

タイトル読み

タチアガル ヨル : 「フランス サヨク」タンケンキ

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注記

参考文献リスト: p317-319

内容説明・目次

内容説明

2016年春、突如としてパリで始まった「立ち上がる夜」という政治変革運動。ソーシャルメディアを武器として、フランス全土や欧州各地にまで瞬く間に広がった。毎晩、数千人の老若男女がパリ市内の共和国広場に集まり、今の生きづらい社会をどう変えるか、民意を裏切る政治をどう変革するべきか、初対面の人同士で車座になって議論を重ね、新しい社会のあり方を模索し始めたのだ。「立ち上がる夜」の100もの委員会に参加した多様な人びとを一人ひとり訪ね歩き、1789年のフランス革命から脈々と続く今日の“フランス左翼”の実像を探検した。本書は現代フランスを観る目が変わるガイドブックである。

目次

  • パリ・共和国広場
  • 社会党内閣がなぜ労働法の改正を?
  • 仕掛け人フランソワ・リュファン
  • 家賃高騰と闘うレイラ・シェイビ
  • 広場の哲学者と「ヘゲモニー」
  • 「立ち上がる夜」は終わったのか
  • オランドの裏切りとマクロンの登場
  • 政界再編の引き金となった「左翼の二つの文化」
  • 社会党の仁義なき戦い
  • 投票をボイコットする人々
  • 立ち上がるTV
  • 難民支援運動
  • 海外県と植民地—ラシズム(人種差別主義)との闘い
  • 芸術と政治
  • ボボ(Bobos)とプロロ(Prolos)
  • パリ郊外、エクアンの左翼一家を訪ねて
  • リュファン、国会議員になる
  • エピローグ マクロン大統領の時代が始まる

「BOOKデータベース」 より

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