赤い風
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書誌事項
赤い風
文藝春秋, 2018.7
- タイトル読み
-
アカイ カゼ
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注記
参考文献: 巻末
「埼玉新聞」2017年6月-10月連載, 単行本化にあたり加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では、牛馬のための飼料や堆肥のための草を採取する秣場で、農民同士の諍いが絶えなかった。百姓の倅・正蔵も十のとき、男五人に襲われ、父・吉二郎を亡くした。新たに川越藩主となった柳沢保明(のちの吉保)は、側近の筆頭家老・曾根権太夫、懐刀の荻生惣右衛門(徂徠)を送りこみ、その地を畑地として開拓するよう命じる。果たしてその狙いは、領民の生活を豊かにするためなのか、それとも年貢を徴収し将軍・綱吉の歓心を買うためなのか—。埼玉新聞連載の話題作!
「BOOKデータベース」 より