探究と実践の往還
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探究と実践の往還
(掛谷誠著作集, 第3巻)
京都大学学術出版会, 2018.8
- タイトル読み
-
タンキュウ ト ジッセン ノ オウカン
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注記
解題: 伊谷樹一
参考文献: p383-390
巻末: 索引あり
内容説明・目次
内容説明
自然・社会・文化の相互関係と動態を生態人類学の立場から解明してきた掛谷誠の著作集。第3巻では、世界のなかのアフリカを考える。国際協力はいかにあるべきか、地域研究はどのような貢献ができるのか。現地に根づいた実証的なフィールドワークと、そこから築き上げた理論に基づいて、アフリカの課題を人類に普遍のものとして問いかける。
目次
- 第1部 アフリカへの視線(アフリカ研究会のころ;座談会 霊長類学・生態人類学・人類進化論—伊谷純一郎氏のハクスリー記念賞受賞を祝って;テンベアとサファリ—焼畑農耕民の旅;川喜多二郎先生の最終講義に寄せて;「南の生活原理」と「北の生活原理」—南北問題への一視点)
- 第2部 世界の中のアフリカ(アフリカ;アフリカにおける地域性の形成をめぐって;変貌する民族社会と地域研究;アフリカ疎開林帯における焼畑農耕社会の持続と変容;フロンティア世界としてのアフリカ—地域間比較に向けての覚え書き;内陸アフリカの論理—内的フロンティア世界としてのアフリカ;東南アジアをどう捉えるか—アフリカ世界から)
- 第3部 地域研究と国際協力(ミオンボ林の農耕民—その生態と社会編成;「呪い」をめぐる人類史的考察;アフリカ地域研究の今後;アフリカ地域研究と国際協力—在来農業と地域発展;アフリカ的発展とアフリカ型農村開発への視点とアプローチ;アフリカ型農村開発の諸相—地域研究と開発実践の架橋)
「BOOKデータベース」 より