「それでもなお」の文学

書誌事項

「それでもなお」の文学

川本三郎著

春秋社, 2018.7

タイトル別名

それでもなおの文学

タイトル読み

ソレデモ ナオ ノ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

文学は、寂寥と喪失をどう描いてきたのか。生きることの原風景をたどる、珠玉の文芸評論。

目次

  • 第1章 痛みとともに歩む者(安吾の「ぐうたら」を裏打ちするもの—『日本文化私観』;貧乏を愛した作家、林芙美子—『風琴と魚の町・清貧の書』;「終戦日記」に見る敗戦からの復興 ほか)
  • 第2章 女たちの肖像(荷風の描いた、快楽を肯定するひかげの女たち;芸者だった母への深い想い—野口冨士男『風の系譜』;ひそやかな小宇宙—尾崎真理子『ひみつの王国—評伝石井桃子』 ほか)
  • 第3章 孤独と自由を生きる人(断念から始まる—山川方夫『春の華客・旅恋い』;現代の農に生きる者—高村薫『土の記』;もうひとつの世界—筒井康隆『敵』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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