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[新訳]バブルの歴史 : 最後に来た者は悪魔の餌食

エドワード・チャンセラー著 ; 山下恵美子訳

(ウィザード・ブック・シリーズ, 264)

パンローリング, 2018.7

Other Title

Devil take the hindmost : a history of financial speculation

新訳バブルの歴史 : 最後に来た者は悪魔の餌食

バブルの歴史 : 新訳 : 最後に来た者は悪魔の餌食

Title Transcription

[シンヤク]バブル ノ レキシ : サイゴ ニ キタ モノ ワ アクマ ノ エジキ

Available at  / 29 libraries

Note

監修: 長尾慎太郎

参考文献: p550-551

Description and Table of Contents

Description

本書は17世紀から現在に至るまでの株式市場における投機の歴史を生き生きと描き出したほかに類を見ない魅力的な書である。投機の精神の起源を古代ローマにまでさかのぼり、それが近代世界によみがえった様子を年代順に、分かりやすくまとめている。近代でのバブルの始まりとは、1630年にオランダで起こったチューリップバブルだった。金メッキ時代から狂騒の1920年代、19世紀の鉄道狂時代から1929年のウォール街大暴落、ジャンクボンド王のマイケル・ミルケンに代表されるカウボーイキャピタリズムや、日本のバブルであるカミカゼ資本主義、現代の情報時代に生まれたデイトレーダーまで、いつの時代にも存在した、またこれからも存在するであろう人間の飽くなき強欲と愚行と狂気の結末を描いた興味深い1冊!

Table of Contents

  • 序文—最後にやって来た者が悪魔の餌食になる
  • 「バブルの世界」—金融投機の起源
  • チェンジアリーの株式売買と一六九〇年代のプロジェクトの時代
  • 忘れ得ぬ許しがたい南海計画
  • 黄金の見かけにだまされた一八二〇年代の新興市場ブーム
  • 迅速な交通手段—一八四五年の鉄道ブーム時代
  • 金メッキ時代—だまされ、魔法にかけられ、悪魔にとりつかれた時代
  • 新時代の終焉—一九二九年の世界恐慌とその余波
  • カウボーイキャピタリズム—ブレトンウッズからマイケル・ミルケンまで
  • カミカゼ資本主義—一九八〇年代の日本のバブル経済〔ほか〕

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