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毎日が辞世の句

坂口昌弘著

東京四季出版, 2018.6

Title Transcription

マイニチ ガ ジセイ ノ ク

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主要参照文献: p264-267

Description and Table of Contents

Description

人は例外なく必ず死ぬが、死ぬときはわからない。毎日詠む句や歌が、偶然、辞世の言葉としてのこる。死後の魂のゆくえは不可知だが、言葉は詩魂としてこの世にとどまる—死ぬまでに知っておきたいすぐれた俳人・歌人・詩人たちの、さいごの言葉。

Table of Contents

  • 井原西鶴(52)浮世の月見過しにけり末二年
  • 松尾芭蕉(51)旅に病で夢は枯野をかけ廻る
  • 与謝蕪村(68)しら梅に明る夜ばかりとなりにけり
  • 小林一茶(65)生身玉やがて我等も菰の上
  • 夏目漱石(49)人に死し鶴に生れて冴え返る
  • 正岡子規(35)糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
  • 高浜虚子(85)春の山屍をうめて空しかり
  • 飯田蛇笏(77)誰彼もあらず一天自尊の秋
  • 武者小路実篤(90)死ぬ時は/静かに死のう
  • 杉田久女(55)鳥雲にわれは明日たつ筑紫かな〔ほか〕

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