国民が知らない上皇の日本史

書誌事項

国民が知らない上皇の日本史

倉山満 [著]

(祥伝社新書, 543)

祥伝社, 2018.8

タイトル読み

コクミン ガ シラナイ ジョウコウ ノ ニホンシ

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注記

参考文献: p352-356

内容説明・目次

内容説明

皇極・持統の古代から江戸後期の光格上皇まで、天皇の多くは上皇になった。実は、天皇家の長い歴史から見て、明治・大正・昭和という「死後退位」の三代こそ異例なのである。上皇の存在を長く知らなかった国民は、二〇〇年ぶりの「生前退位」を前にして、「天皇より上皇のほうが偉くなってしまわないか」と心配している。しかし、ひとたび歴史に目をやると、院政を布いた上皇はほんの一部だった。江戸の頃には上皇の存在価値は高まって、良い先例も現われている。上皇のあり方を含む天皇制の議論は、目先の事象にとらわれず、広く歴史に目を向けて行なうべきものだろう。

目次

  • 序章 新帝践祚を前に
  • 第1章 光格上皇の先例から学ぶ
  • 第2章 古代の上皇と先例
  • 第3章 名君の死と摂関政治
  • 第4章 院政—「治天の君」の権力と陰謀
  • 第5章 武家政権と両統迭立
  • 第6章 上皇不在は、乱世の証
  • 第7章 皇統を守るということ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2657374X
  • ISBN
    • 9784396115432
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    356p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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