山口組と日本 : 結成103年の通史から近代を読む
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山口組と日本 : 結成103年の通史から近代を読む
(祥伝社新書, 544)
祥伝社, 2018.8
- タイトル読み
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ヤマグチグミ ト ニホン : ケッセイ 103ネン ノ ツウシ カラ キンダイ オ ヨム
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注記
主要参考文献: p282-283
山口組の103年と日本: p284-287
内容説明・目次
内容説明
1915(大正4)年、港湾荷役労働者の組織として神戸に誕生した山口組。有名な「菱形に山」の代紋は、この結成当時からのものである。それから103年—最盛期には準構成員を含めて「4万人軍団」と評された日本最大・最強のヤクザ組織は、「山口組」「神戸山口組」「任侠山口組」と三分裂するに至る。この間、三代目組長・田岡一雄による勢力拡大、大規模な内部抗争(山一抗争)、暴力団対策法と暴力団排除条例の施行など、組織の姿は時代とともに移ろってきた。著者は山口組の足跡を丹念に辿り、戦前から戦中、戦後にわたる日本の“もうひとつの姿”を描き出す。
目次
- 第1章 山口組の黎明—近代ヤクザは労働者の組織から始まった
- 第2章 終戦と高度成長と田岡一雄—三代目襲名から全国制覇への道のり
- 第3章 史上最大の抗争—四代目射殺事件は、なぜ起きたのか
- 第4章 排除されるヤクザ—渡邉芳則五代目と暴対法施行
- 第5章 異様な時代—司忍六代目は、山口組の置かれた状況をどう捉えたか
- 第6章 三つの山口組—分裂問題の行方と、平成の終わり
「BOOKデータベース」 より