本、そして美しいもの
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本、そして美しいもの
(須賀敦子エッセンス / 須賀敦子著 ; 湯川豊編, 2)
河出書房新社, 2018.7
- タイトル別名
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本そして美しいもの
- タイトル読み
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ホン ソシテ ウツクシイ モノ
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注記
底本: 『須賀敦子全集』(河出文庫)
内容説明・目次
内容説明
須賀敦子に出会う最良の入門書であり愛読者にとってはあらたな魅力発見のための決定版アンソロジー。おまえはすぐ本に読まれると、いつも母親に叱られていた少女時代。そのころの喜びに満ちた本との出会いを描く『遠い朝の本たち』からの4篇はじめ、心ときめかせた「美しいもの」や尊敬してやまない作家たちについてつづった作品など、須賀文学誕生の源泉を明かす17篇、およびサバの訳詩7篇収録。
目次
- 1 本(ベッドの中のベストセラー;まがり角の本;父の鴎外;ダフォディルがきんいろにはためいて…;さくらんぼと運河とブリアンツァ;皇帝のあとを追って;黒い廃墟;オリーヴ林のなかの家;ふるえる手)
- 2 美しいもの(リヴィアの夢—パンテオン;アラチェリの大階段;舗石を敷いた道;図書館の記憶;チェザレの家;舞台のうえのヴェネツィア;ヒヤシンスの記憶;トリエステの坂道)
- 3 サバの詩七篇(三本の道;われわれの時間;娘の肖像;よろい戸が閉まっていて—カンツォネッタ;町はずれ;ミラノ;薔薇についてのヴァリエーション)
「BOOKデータベース」 より