世界史の真相は通貨で読み解ける : 銀貨、紙幣、電子マネー…は社会をどう変えたか
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世界史の真相は通貨で読み解ける : 銀貨、紙幣、電子マネー…は社会をどう変えたか
河出書房新社, 2018.8
- タイトル読み
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セカイシ ノ シンソウ ワ ツウカ デ ヨミトケル : ギンカ シヘイ デンシ マネー ワ シャカイ オ ドウ カエタカ
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文献:巻末
内容説明・目次
内容説明
民族、国、権力者、イデオロギーを軸にし視点をヨーロッパに固定した世界史では、歴史のプロセスをトータルに理解することはできない。なぜなら、「通貨」と「経済」が世界変動の土台になっているからだ。社会のありようを大きく変える「通貨」とそのシステムの変化から歴史を読み解けば、「今何が起きているのか」「これから何が起こるのか」がリアルに見えてくる!
目次
- 4000年前、「お金」を最初に流通させたのは商人だった
- 面倒なお金から簡単なお金へ!「通貨」を出現させたコイン革命
- 中華世界の通貨は、なぜ金・銀でなく「安価な銅銭」だったのか
- イスラーム世界で発達した「手形」がヨーロッパで「紙幣」になるまで
- 元はなぜ、ヨーロッパに先駆けて「紙幣帝国」になったのか
- 16世紀、新大陸の「銀」が旧大陸にもたらした“圧倒的影響”とは
- 長期の英仏植民地戦争が「国債」と「紙幣」を登場させた
- 「銀貨」から「紙幣」の時代へと通貨システムを組み替えたイギリス
- 民間銀行が乱立した新興国のアメリカで、中央銀行ができるまで
- 二つの世界大戦を経て「ポンド」から「ドル」の時代へ
- 不換紙幣に馴れた世界は電子マネーでさらに膨らむ
- ビット・コインが「通貨」になれない“世界史的”な理由とは
「BOOKデータベース」 より