翻訳学入門
著者
書誌事項
翻訳学入門
みすず書房, 2018.6
- : 新装版
- タイトル別名
-
Introducing translation studies
- タイトル読み
-
ホンヤクガク ニュウモン
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注記
情報源の記述は新装版第2刷(2018.8)による
原著第2版(Routledge, 2008)の日本語訳
「翻訳学入門」みすず書房2012年4月発行の第2刷を定本とする
参考文献: p[334]-353
事項索引: p[356]-361
欧文人名索引: p[362]-363
内容説明・目次
内容説明
本書は、ダイナミックで発展めざましい翻訳分野の主要研究が分かりやすく解説された優れた書物である。ベストセラーの教科書で、世界中の翻訳コースで使用されている。著者は、各章ごとに理論を一つずつ検討し、さまざまなアプローチを検証していく。扱う例文は、英語を始めとし、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語など幅広い言語から取られ、日本語訳が添えられている。聖書、文学作品、詩、映画、欧州連合やユネスコの文書、旅行パンフレット、児童向け料理本、『ハリー・ポッター』の翻訳など極めて広範にわたるテクストを分析し、翻訳というテーマについてバランスの取れた構成となっている。各章は、主要な概念の説明、翻訳理論の概要をまとめた導入、翻訳付きの例文、事例研究、章のまとめ、討論と研究のための論点から成る。
目次
- 翻訳学における主要な論点
- 20世紀以前の翻訳理論
- 等価と等価効果
- 翻訳の産物とプロセスの研究
- 機能的翻訳理論
- 談話分析とレジスター分析のアプローチ
- システム理論
- 文化的・イデオロギー的転回
- 翻訳者の役割:可視性、倫理、社会学
- 翻訳の哲学的理論
- 新メディアからの新たな方向性
- 結論のことば
「BOOKデータベース」 より