曼陀羅の人 : 空海求法伝
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曼陀羅の人 : 空海求法伝
(集英社文庫)
集英社, 1997.12
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マンダラ ノ ヒト : クウカイ グホウデン
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TBSブリタニカより1984年1月に刊行
Description and Table of Contents
- Volume
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上 ISBN 9784087487183
Description
密教招来の大いなる希望を胸に、まだ無名の空海は延暦23年(804)、遣唐留学生として唐に渡った。福建省に漂着後、その詩文、書蹟の才は各地で注目され、空海は長安に入る。当時、盛んであった景教など新知識の吸収に努める空海は、やがて密教継承の大阿闍梨恵果の知遇を得る。曼陀羅の人、空海の中国での足跡を描く長編歴史小説。
- Volume
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下 ISBN 9784087487190
Description
大阿闍梨恵果は異国の僧空海に、密教本流のすべてを託し灌頂を授ける。密教第八世の法燈を継承した空海は、密教界の最高位に即く。恵果は「東国へ伝えよ」の遺言を残し遷化する。空海の知識への渇望は吐蕃使節との交流にまで及ぶが、大同元年(806)、日本での密教流布に胸熱くして帰国。日本仏教界の巨人の求法の道を描く長編歴史小説。
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