書物と権力 : 中世文化の政治学
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書物と権力 : 中世文化の政治学
(歴史文化ライブラリー, 473)
吉川弘文館, 2018.9
- タイトル読み
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ショモツ ト ケンリョク : チュウセイ ブンカ ノ セイジガク
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書物と権力 中世文化の政治学
2018.9.
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書物と権力 中世文化の政治学
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内容説明・目次
内容説明
印刷技術が未発達な中世において、人は書物をどう入手していたのか。連歌師の流通への関与、伏見宮家から足利将軍への『風雅集』贈与など、書物の伝播・普及と権力との結びつきを解明。古典的書物を持つことの意味に迫る。
目次
- 古典的公共圏(古典の成立;古典的公共圏の成立)
- 伏見宮家と足利将軍—『風雅集』『玉葉集』の贈与(義満と崇光院、そして『風雅集』;栄仁と後小松院—名笛「柯亭」と御領安堵 ほか)
- 一条兼良『源語秘訣』の変遷(一条兼良の知のあり方;兼良の『源氏』注釈—『花鳥余情』と『源語秘訣』に至るまで ほか)
- 書物をめぐる知と財、そして権力(書物・知をどのように手に入れたのか;知の流通と財の移動・交換—実隆と連歌師の行動から ほか)
- 書物の移動をめぐる力学(下賜された書物—『三十六人家集』の運命;物語としての「進上」—覚一本『平家物語』 ほか)
「BOOKデータベース」 より