書誌事項

タンゴと日本人

生明俊雄著

(集英社新書, 0943F)

集英社, 2018.8

タイトル読み

タンゴ ト ニホンジン

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注記

参考文献: p233-235

内容説明・目次

内容説明

一九世紀末、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの場末の酒場で生まれたタンゴは、二〇世紀初頭、パリに渡って洗練されるや、瞬く間にヨーロッパ中に広まった。昭和の始まりと共に日本にも上陸。最先端のダンスや音楽は熱く支持され、そのエッセンスは歌謡曲や演歌にも次々と吸収された。戦後、そんな時代が確かにあった。九〇年代後半、ピアソラの登場で世界的にブームは再燃。だがそれもつかの間、謎めいた香気を残し、タンゴは表舞台から姿を消した。タンゴは、どこに消えたのか。タンゴ出生の秘密と日本との不思議な縁をひもときながら、今なお見え隠れする魅惑的な後ろ姿に迫る。

目次

  • はじめに なぜ日本人は「タンゴ好き」といわれるのか
  • 第1章 タンゴの起源と日本への到来
  • 第2章 日本のタンゴを育てた場所と仕組み
  • 第3章 日本のタンゴの発展を牽引した仕事人たち
  • 第4章 タンゴと日本の歌謡曲
  • 第5章 これでよかったのか、日本人のタンゴの愛し方
  • おわりに タンゴは甦るのか

「BOOKデータベース」 より

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