遺言 : 斃 (たお) れてのち元 (はじ) まる
著者
書誌事項
遺言 : 斃 (たお) れてのち元 (はじ) まる
藤原書店, 2018.7
増補新版
- タイトル別名
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遺言 : 斃れてのち元まる
- タイトル読み
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ユイゴン : タオレテ ノチ ハジマル
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注記
鶴見和子著作一覧: p298-302
内容説明・目次
内容説明
近代化論を乗り越えるべく提唱した“内発的発展論”。また日本初のエコロジストとして南方熊楠を捉え、“異なるものが異なるままに”ともに生きるあり方を“南方曼荼羅”として読み解き、各々の内発的発展を曼荼羅の中に配置する—強者‐弱者、中心‐周縁、異物排除の現状と果敢に闘い、私たちがめざす社会の全く独自な未来像を描いた、稀有な思想家の最後のメッセージ。生誕百年を機に、未公刊の「『天皇皇后謁見』秘話」「ジョルジュ・サンドの回想」、および最晩年の『いのちを纏う』刊行を記念したシンポジウム(出演=川勝平太、志村ふくみ、西川千麗各氏)を大幅増補して刊行。
目次
- 1 遺言(姉・鶴見和子の病床日誌(二〇〇六年五月三十一日‐七月三十一日)(内山章子))
- 2 最終講演(斃れてのち元まる—命耀くとき)
- 3 思想(弱者の立場から日本を開く;私の回生—シンポジウム「生命のリズム」から;静の足跡を辿って;きもの文化と自前の思想;諸文明の対話の思想、曼荼羅 ほか)
- 4 時論(鶴見和子の言いたい放題;国連外交と日本の立場(対談・緒方貞子))
「BOOKデータベース」 より