明智光秀残虐と謀略 : 一級史料で読み解く
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明智光秀残虐と謀略 : 一級史料で読み解く
(祥伝社新書, 546)
祥伝社, 2018.9
- タイトル読み
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アケチ ミツヒデ ザンギャク ト ボウリャク : イッキュウ シリョウ デ ヨミトク
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内容説明・目次
内容説明
明智光秀ほど、近年になって急速に評価が変わった武将はいないだろう。主君を奇襲し、弑逆した卑怯者だったのが、パワハラ上司から不当に扱われ、ついに堪忍袋の緒が切れた悲劇の智将として描かれている。しかし、その見方はかなり物語的といわざるを得ない。日記、手紙、公的文書など一級史料に見る光秀は、これぞ戦国の乱世を渡る武将といった猛々しさだ。他者への同情や感傷の類は一切無く、自身や家の出世栄達のためには相手を容赦なく裏切り、蹴落とし、財産を奪い、血を流す。そのため周囲から嫌われていた。つくられた虚像が一人歩きして固定化されないうちに、原点に返ることが本書のテーマである。
目次
- 1章 虚像と実像
- 2章 ふたりの主君
- 3章 勝ち抜くために何をしたか
- 4章 現われた謀略家の素顔
- 5章 織田家中の筆頭格へ伸し上がる
- 6章 絶頂期と、その陰り
- 7章 野望、潰える
「BOOKデータベース」 より